東京都現代美術館で開催中のミナ ペルホネン「つづく」を昨日見てきました。
ミナ ペルホネンといえば、デザイナーの皆川明さんが設立したブランド。凝ったオリジナルファブリックが人気のファッションブランドでしたが、年々インテリア用品や雑貨など、幅広く活躍。
人気ブランドなので、これまでも度々イベントありましたが、今回の「つづく」は場所が美術館な上に会期も長め。かなり大規模の展示で見ごたえありました。
入口にはクッションで飾られた壁面が。
展示会場は写真OKエリアが3箇所ほどあり、入口もそのひとつ。
ミナ ペルホネンは刺繍が特にすごい。
値段高くても仕方ないと、素人が見ても納得するようなクオリティ。
自分がブランドを知ったきっかけは、この「マーメイド」という生地。当時は青い刺繍で、まさにマーメイドの鱗のようでした。
すごく欲しかったけど、田舎に住んでた&ネット通販も発達していない頃。さらにお金もなかったので、指をくわえて見るだけでしたが。
ブランド名は、この頃は「ミナ」でした。
途中から「ミナ ペルホネン」に変ったんですよね。
「ミナ」がフィンランド語で「私」。
「ペルホネン」は「蝶」という意味。
「洋服の森」エリア。
約25年分の服、400着以上を集めているそうで。
圧巻でした。
豪華すぎて、どこからどう見たらいいか戸惑うくらい。
熱心に見る人 & 写真を撮る人が特に多かったです。
この服がすごく好みでした。
刺繍もボタンもフチもかわいい。
この生地も独特ですごかった。
上に飾られた服は無理だけど、前列の服はじっくり鑑賞できて満足。
「種」エリア。
アイディアの元や服以外のジャンルなど、いろいろ展示。
ここも撮影OKでした。
創作の元など見れて楽しい。
個人的にはこれが一番興味深かった。
1枚の生地をこんな風に使っているんだなと。
シェルハウスの模型。
将来の夢として構想している
「簡素で心地よい宿」らしい。
名前の通り貝殻の形をした2階建て。
2階は寝室のみ。
展示室内に設置されているプロトタイプ。
リビングまでは中に入ることが可能。
照明は中が金属。
金属の穴から漏れた光がこんな風に。
部屋を真っ暗にした状態が見てみたい。
リビングの端にあったフロアランプはタンバリンの柄。タンバリンはミナ ペルホネンを代表する柄で、今回の展示会では詳しく紹介されたエリアがありました。
企画展のショップではタンバリンのブローチが売られていて、あやうく衝動買いするところだった。
キッチンスペースの棚に飾られていたハトのオブジェ。こいつもショップで売られていましたが、かなり立派なお値段でした。
ふだんは美術館内の店は混むので食事することないんですが、「二階のサンドイッチ」という名前が気に入り、珍しく利用。
事前に見た現代美術館のサイトでの店内紹介がわかりやすくて、とてもよかったんですよね。
名の通り美術館の二階にあります。
頼んだのは二種類。
ローストポークサンド 税込748円
豆腐サンド 税込528円
どちらもおいしかったです。
特にローストポークはお高めだったけど、肉がうまかった。ただ、豆腐サンドと同じバンズなのにローストポークのバンズがなぜかすごく固かった。前歯のブリッジが折れそうで怖かったので、バンズを食するのは断念。肉と野菜だけ食べました。
こちらの店はおいしいし店員さんも丁寧ですが、レジが一つしかなく、かなり待ちました。パン屋のようにトレイにサンドをとった後にレジに並ぶので、列が進まないからといって途中で辞めるわけにもいかず。列の進み具合が予想よりもかなり遅いので、覚悟の上で並んだ方がいいと思われます。
展示会「つづく」のメインビジュアル。
東京での展示は2020年2月16日まで。
料金は税込1500円。
チケット売場はかなり人が並んでいたので、他で買っておいた方がよさそう。自分はセブンチケットで買ってから行ったので、スムーズに入れました。
図録は買おうと思っていたのですが、なんと4000円くらいするので諦めました。内容がよければそれでも買ったけど、自分的にはそうでもなかったので。
イベント関連のグッズも売っていましたがレジはかなり混んでいましたね。何も買わなかったけど、いろいろ見れて楽しかったです。
展示会ではミナ ペルホネンのものを身につけてる人をよく見かけました。自分もはじめは唯一持っているバッグを持ってでかけるつもりだったのに、すっかり忘れて普通に出掛けてしまった。
バッグはミナ時代のものだけど、すごく好きで部屋に飾りっぱなし。キレイな布なので見てるだけでも満足度高い。
ミナ ペルホネンの服は、背も高めで肩幅広い自分には小さくて無理と諦めていたけど、今回の展示を見てお店に行ってみようかなと思いました。ノースリーブや長めのスカートなら大丈夫かもしれない。
東京都現代美術館に行くのはこれが初。
半蔵門線 清澄白河駅のB2から出ると、すぐに美術館の看板があるので、そっちの方へ進めばまず迷わなそう。
清澄白河といえば、はじめてブルーボトルコーヒーが出店した場所。そのせいなのかカフェが多いエリア。行ったついでにフラフラしたら有名な紅茶専門店があり、よい買い物ができました。
そのへんはまたそのうち記録したいです。
ではでは。
▼関連記事
清澄白河の紅茶店、ティーポンドへ
■HOME■