今週の月曜は有休とっていたので、京アニの劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見に行きました。まさかその翌日に足を捻挫するとは思っていませんでしたが、とりあえず元気な時に行けて良かった。
写真は新宿ピカデリーに設置されているキービジュアル。発表時に見たこのキービジュアルがすごく良くて、公開が楽しみだったんですよね。
TVアニメで生死がはっきりしなかった、遠くの島を見ながら背を向け手紙を持っているブーゲンビリア少佐。すぐ背後に立ちながらも振り向いてるヴァイオレット。2色に分かれた配色に、舞う手紙とブーゲンビリアの花などなど。とにかくドラマチック。
生きてるのか死んでるのか。
生きてるとしたら会って一緒にいられるのか、別々の道を歩むのか。
ヴァイオレットの手紙は届くのか?
いろんな捉え方ができるビジュアル。
京アニのアニメは絵に細かい意味を持たせていることが多く、推理小説読むような感覚で楽しめるとこが好き。
当然今は見終わって結末も分かっており。
その上でキービジュアルを見返すと「だからこういう構図だったんだな」と、ものすごく納得。この1枚の絵だけでかなり楽しませていただきました。
キービジュアルだけではなく、本編ももちろん良かったです。
今冒頭の10分がYouTubeに公開されているのですが、TVシリーズ見てなくても泣ける内容ではあるけど、見てた人は号泣確実。これはあの時の子か、みたいな。
全体として話のバランスもよくラストも文句無しで、ストーリーは満足。
スタッフロール後にも映像あるので、それ見ないとかなり後悔すると思います。
ビジュアルは何度も感心する描写があったものの、背景がリアル過ぎてキャラクターと合わない場面もちょっとありました。リアルなのが良いって人もいると思うので、好みの問題ですが。
コロナが問題になってから初の映画館。
平日昼は主な客層は大学生で、男女比率は半々でした。
映画の前に流れる映像で、映画館は三密じゃないぞアピールがあったのが今ならでは。座席が前後一つ空きというのもなかなか贅沢でした。
マスク装着で鑑賞して思ったのは、泣くとマスクが濡れるので、ちょっと涙がでたらハンカチでこまめにおさえなきゃならず面倒だということ。
あと衛生面を考えると、手を拭く用と涙用でハンカチ2枚持参した方がよかったかもしれない。
例の事件以降、京アニ作品を見ると理不尽さで作品に関係ないところで泣けていたんですが、今回は純粋に作品に集中できたのでよかったです。
延期になっていたFree!も来年に劇場公開になりそうだし。
元々オリンピックイヤーに公開予定が例の事件で延期になり、競泳の話なだけに残念だったのですが、まさかコロナでオリンピックが延期になり、同じ年に公開できる可能性がでてくるとは。ほんと先のことは分からないものです。
ではでは。
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