賃貸での暮らしや、雑貨・収納・手作り・日々のこと。買いもの記録。
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年末年始は気になる漫画の一気読みに最適なので、ブルーピリオドを全巻買いました。

人気作品で去年アニメ化されたものを見たら好みだったので、アニメの放送終わったら漫画買おうと思ってたんですよね。

ブルーピリオドは特に絵に興味のなかった主人公が、高校2年でちょっとしたことをきっかけに絵に興味を持ち、超難関の東京藝術大学を目指すという話。作者が東京藝大出身というだけあり、美大受験についてや絵のテクニック、美術についてなど分かりやすく書かれており、人間関係など話も魅力的でおもしろい。

自分は一応美術の実技試験がある学校を卒業してるんですが、中高校生の時にブルーピリオドに出会いたかったと思うくらい参考になる。美術系の学校に興味のある人にはかなりおすすめ。

あと絵を描く厳しさについて知るのにもよい漫画。絵を描くのはお金もかかるし体力もいるし、精神的にも追いつめられる。漫画の中で結構絵の批評で厳しいこと言われるシーンがあるけど、実際美術系に進んだらあのくらいは言われると思っておいた方がダメージ少なそう。


Amazonで電子版を買いました。
現時点では1巻から11巻まで発売中。



ネタバレすると、結果として主人公は苦労しつつも最終的に合格。

こんな短期間で一浪二浪は当たり前の東京藝大に合格するなんて、結局主人公天才じゃん的な感想もよく目にするけど、個人的には主人公の設定や途中過程がよく描かれていたので、合格して違和感なかったです。

その理由として大きいのは、主人公の頭がよく人一倍努力できる点。
考える能力が高いというのは絵を描く上でかなりの強みなので、ずっと絵を描き続けている人にも勝てたポイントとして説得力ありました。理論や技法等を短期間で身につけるには、画力だけじゃなく頭も必要なので。

そして小さい頃からお絵描き好きで描き続けてるタイプに不足しがちなのが、そっちの面な気がする。

自分が実際実技試験を受けた時、試験の課題に対して先生から補足説明があったんですが、ちょっと周りを見ただけでも補足無視して描いてる人が数人いて。美術の試験って絵がたとえうまくても、課題を理解しないで落とされる人が結構いそう。

漫画は主人公が高校2年からスタートしていて、現時点で最新の11巻では東京藝大2年生。


意外だったのが最新の11巻が個人的には一番泣けた。
高身長男子でおさげキャラの橋田に一番感情を揺さぶられるとは。


主人公が油画専攻ということで、油絵に興味が出た人も増えたかもしれないですね。漫画がヒットするとそういう効果あったりするし。

油絵で必要な道具は初心者セットが参考になると思います。


これにキャンバスさえ買えばすぐ描ける。
ただ木箱入りセットは雰囲気いいんだけど、木箱にかなり金がかかっている。節約するなら木箱でないタイプのセットや、バラで買うのがおすすめ。

バラで買うとしたら最低減必要だと思うのは

■パレット
木もあるけど紙パレットで十分。
紙はパレット掃除しなくていいからラク。

■絵具12色セット
これだけあれば最初は十分。

■ペインティングオイル
絵の具を薄めたりなど、水彩絵の具の水的な役割。

■油壷
オイル入れる容器。
皿で代用してもいいけど、パレットにとりつけられるのでこっちの方が便利。

■筆洗い(クリーナー)
筆を洗うために必要。

■ペインティングナイフ
絵具を混ぜて色を作る時や絵を描く時など、いろいろ使う。

■筆 最低3本
初心者セット付属の筆のサイズを参考に買うといいと思います。もちろん買えるなら、たくさんあった方がいい。

多くの道具が消耗品なので、とにかくお金はかかる。特に大きな絵を描くと絵具の消費がすごい。漫画で主人公が絵をたくさん描いている姿を見ると、どうしても金のことが頭をよぎる。



ブルーピリオドは読んでいるといろいろ思いだすことが多いです。学生の時のあれこれとか。主人公がストレスで手首の内側に蕁麻疹でるんですが、自分もストレスで右手首の内側に出るタイプなのでかゆさが蘇る。

これからたくさん出てくるであろう大学の作品講評なんて、見てると胃が痛くなりそうだけど、作品の続きは楽しみです。


ではでは。




プロフィール

ネルネルネコ

古い賃貸暮らし。
シンプルな物も変わった物も好き。
調理道具・食器・お菓子の興味強め。

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