去年、銀座無印のPOP UPショップで購入したMISHIM POTTERY CREATION(みしんぽたりーくりえーしょん)の食器たち。色や形がとにかくツボで気に入っている。デリケートそうに見えるけど、食洗機もレンジもOKというのが素晴らしい。食器用のシリコンがけをしているから意外に融通効くんですかね。
MISHIM POTTERY CREATION公式サイト
StiLL
プレートL
φ240×H23mm
藍墨茶(グレー)
税込7040円
使い勝手のよいサイズの皿。完全にフラットではないから多少汁気があるものを載せても大丈夫。
色にかなりムラあり。
個体差があるので売り場で一番気に入ったものを選択。
裏側。
StiLL
ゴブレット
φ75×H80mm
八分目で120ml
胡桃(ピンク)
税込4950円
使う機会は少なそうだけど、形と色が気に入って買ってしまった。
これも裏側がかわいい。
こんな大きさ。
口部分の形はよいけれど、すぐ下に装飾的なラインがあるため、その溝が口にあたるのが多少気になる。まぁ普通はこうなるのがわかっているから、装飾は唇があたらないエリアにするんだろうけど、デザインを優先させたのかなと。何度も使っていると気にならなくなる程度ではある。
fractal
マグ
スス+ヒビ
税込3850円
このマグは内側が黒のタイプもあり。自分はお茶の色がわかりやすいタイプを選択。
裏側。
こんな大きさ。
このマグは重さはあるけど持ちやすい。あと何と言ってもこの表面や中の色やゴツゴツ感が好みだった。
何年も愛用しましたみたいな見た目だけれど、新品でこの状態。
もらったパンフレット。
StiLL(すてぃる)とfractal(ふらくたる)というシリーズ。どちらも食洗器と電子レンジはOK。オーブンはダメ。新品の状態からアンティークのような雰囲気があるけれど、経年劣化でどんどん味わいがでる前提の製品といったらよいのか。表面がざらついてるし、使うとそれなりに染みができてくる。
そういうのが楽しめない人には難しい食器かも。
おもしろいなと思ったのは、どちらのシリーズも普通の皿と別売りのスタンドを組み合わせてケーキスタンドにできる点。見た目がすごく素敵で欲しくなったけど、なかなかよいお値段&使う機会が少なそうなので断念。
StiLLは食器の他にフラワーベースもある。サラリとした独特な質感。絵に描かれた食器が現実に現れたようなムラ感のある色。瀬⼾のかしわ窯との取り組みらしい。
fractalは表面が地割れができたようにゴツゴツして、これまた独特なザラつきと質感。美濃の兵山窯との共作らしい。
パッケージはこんな感じでした。
ゴブレットは熱々の紅茶だと入れたては持つと熱い。繊細な色である程度キレイに使いたいので、気を使いつつ使用している。その点マグはかなりガツガツ使っている。内側もだいぶ色がついてきたけど味として楽しんでいる。
皿もかなり使っている。
ケーキは当然のように似合う。
ミカンを置いただけでも様になる。
安い食器も世にたくさんある中で7000円の皿は高いけど、よい感じの皿を使うと何割増しかでおいしそうに見えるので、投資する価値はあるかなと。料理上手ならシンプルな白い皿でもおいしそうに盛り付けられるんだろうけど、たいした料理を作らないので。皿のおかげでキャベツに目玉焼きだけでも何だかよい風に見える。カップの中は味噌汁。
StiLLは胡桃、胡粉の色は油や強い色味が染みこむと書かれていたけれど、購入した藍墨茶も多少染みる。無印の落ちワタ混ふきんで食器を拭いてるんですが、食器表面のざらつきと相性わるいのか細かい繊維が残ったりする。
そんな感じなので誰にでもおすすめな食器ではないけれど、デザインがよいのがとにかく魅力的。
ではでは。